歴史的現実と西田哲学―絶対的論理主義とは何か

個数:

歴史的現実と西田哲学―絶対的論理主義とは何か

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 05時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 367,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588150524
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3010

出版社内容情報

後期西田哲学が彫琢・展開した「歴史的現実の論理」、その徹底的批判主義から絶対的論理主義への道程に、現代的な普遍的論理を探る。

内容説明

我々が生まれ・働き・死にゆく歴史的現実の世界とは、“形作られて形作ること”において成立する、自由即必然の「自然法爾」の世界にほかならない―弁証法の論理から「矛盾的自己同一」の論理へと転回し、田邊元・戸坂潤の批判と対決しつつ「絶対的論理主義」の立場へと成熟してゆく、西田後期の歩みを綿密に跡づける。前著『西田哲学の論理と方法』とともに、西田哲学の全体像を新たな視点から彫琢・照射する渾身の力篇。

目次

序論 後期西田哲学に問うべきこと
第1章 行為的直観と絶対弁証法の論理―『哲学の根本問題 続編』から『哲学論文集第一』まで(歴史的現実の論理への問い;行為的直観と永遠の今の自己限定―「非連続の連続」と否定性 ほか)
第2章 生命の自証と生命の論理―『哲学論文集第二』(田邊元による方法論的な再批判;戸坂潤による方法論的な再批判 ほか)
第3章 自覚的直観と矛盾的自己同一の論理―『哲学論文集第三』以降(田邊元の方法論的な批判への再評価;戸坂潤の方法論的な批判への再評価 ほか)
終章 西田哲学の論理と方法―徹底的批評主義から絶対的論理主義へ(徹底的批評主義;絶対的論理主義―後期西田哲学の論理と方法)

著者等紹介

板橋勇仁[イタバシユウジン]
1971年生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、立正大学文学部(哲学科)専任講師を経て、2008年度より同准教授。西田哲学会理事(2003年2月の学会発足時より)。日本ショーペンハウアー協会理事(2007年度より)。専門は哲学、近現代日本思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。