カイエ 1957‐1972

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カイエ 1957‐1972

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  • サイズ A5判/ページ数 1012/高さ 21cm
  • 商品コード 9784588150456
  • NDC分類 954
  • Cコード C1010

出版社内容情報

膨大な未発表ノートに人名索引・略年譜を付す。異貌の思想家の知られざる内面の葛藤の記録。シオランの全体像を知るための格好の資料。

内容説明

既存の思想・神学体系と決別し、生の基本感情―悲しみ、嘆き、怒り、呪詛―の率直な表出によって歴史と文明に対峙した孤高の思想家の知られざる内面の記録。15年間にわたる膨大な未発表ノートから成る本書は、「形而上の流謫者」としてのシオランが赤裸な感情を吐露した貴重な原典である。

著者等紹介

シオラン[シオラン][Cioran]
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以後パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教義で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去

金井裕[カナイユウ]
1934年東京に生まれる。京都大学仏文科卒。仏文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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せみ

8
シオランが1957から1972年までに書きためたノート(カイエ)。著作の断章はこのカイエに書かれているものを改変したり、そのまま使っているのも多いです。彼は夜にしか書かない、絶望している時にしか書かない、と言っている通り、毎日定期的に書く日記のようなものではなく、その時その時の彼の思考を断章の形で記したものです。思想的なことはもちろん、彼が全てをさらけ出しているわけではありませんが、彼の悩み、生活のスタイル、日常の出来事、頻出する厄介事などが、暗い単調なトーンを纏いながらもユーモアもこめて綴られています。2011/11/23

ナタリア

7
最高のチラ裏。思想家だって人間なんだなーと敷居が低くなるし、個人的には落ち込んでる時に読むと谷まで一気に落ちれて這い上がりやすくなるか、シオランも同じ事考えてる、まあもうこれ以上思い詰めるのやめよう、と思える読むカウンセリングに近い働きをしている本である。絶望のきわみで、から流れで買ってしまったけれど後悔なく一番読み返している。ただ原著も邦訳も他のシオランより高いのが難点。2013/10/03

gkmond

7
 俺にこの手の本が楽しめるとは思っていなかったが、なんとまあ楽しかった。笑わずにいられないところもあった。15年間のつぶやきに付き合った結果、俺は彼が好きになったような気がする。2009/12/15

Biofeedback1961

0
多分、確実に相性が良くないのだろう。全く迫ってこない。 引用。 ” モーツァルトと日本は、天地創造の最もみごとな成功例だ。 パスカル、ドストエフスキー、ニーチェ、ボードレールーー私が親近感を覚える、これらの人々は、みな病人だった・ 昨夜、日本にいる夢を見た。日本の街、日本人の顔、日本の風景ーーいままでに見たこともない、こういうものを考え出すとは、脳髄のどういう作用、どういう衰弱があるからなのか。 1966年10月4日 昨夜、ベケットに、ジュネに関するサル トルの膨大な本は、アウシュヴィッツにも劣ら2022/03/11

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