叢書・ウニベルシタス<br> 無限の二重化―ロマン主義・ベンヤミン・デリダにおける絶対的自己反省理論 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
無限の二重化―ロマン主義・ベンヤミン・デリダにおける絶対的自己反省理論 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140488
  • NDC分類 902.06
  • Cコード C1310

目次

1 パラレリズム、韻、詩的反省
2 ヴァルター・ベンヤミンによるロマン主義反省理論の叙述(反省の直接性と無限性;「反省」対「知的直観」 ほか)
3 産出および絶対的総合としての反省―非再現前化主義的な自己二重化モデルの根本規定(記号、言語、表出)(対象化および離反化する反省の他者としての絶対者(シェリング)
「非反省」の逸失としての反省(ノヴァーリス、シュレーゲル) ほか)
4 初期ロマン主義の超越論哲学、神秘主義、幾何学、修辞学、テクスト理論、文芸批評の収斂点および消尽点としての反省的「屈折」の脱自的「遊動」(生、浮遊、織りとしての反省;無からの創造、無と有の間の炎、反省が自己自身の肩に跳び乗ること ほか)
5 ロマン主義の絶対的自己反省理論のシステム理論と歴史哲学における消尽点(“充実”した自己関係性についてのロマン主義とシステム理論における思惟;反省理論と歴史哲学)

著者等紹介

メニングハウス,ヴィンフリート[メニングハウス,ヴィンフリート] [Menninghaus,Winfried]
1952年生まれ。マールブルク、フランクフルト、ハイデルベルクでドイツ文学、哲学、政治学を学ぶ。『無限の二重化』で大学教授資格を取得し、1989年冬学期よりベルリン自由大学一般文芸・比較文学科の正教授。1994年よりイェール大学ほかアメリカ、フランスの大学でも客員教授を務め、2012年には『美の約束』でイタリア美学会国際美学賞を受賞。2013年よりフランクフルトのマックス・プランク経験美学研究所所長

伊藤秀一[イトウシュウイチ]
1955年生まれ。東北大学大学院文学研究科(独語独文学専攻)博士後期課程満期退学。長崎大学講師・助教授を経て、2000年より中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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差延はなぜ代補の運動をともなうのだろう。デリダの脱構築の戦略は、前概念的な意味作用の地平をなにか閉じたものとして保証するような働きがあるようにおもわれる。デリダの最上の仕事では、要素のずらしは地平の解体ではなくむしろ地平の輪郭をくっきりと描き出すような印象をもたらす。ベンヤミンにおいては、〈閉域〉に向けられた「翻訳・引用・想起」の戦略は、地平の解体を志向せず、異なる地平のあいだの差異を浮き彫りにし、その残余が仮象的なものとしての理念を目指す。彼らの親近性だけでなく戦略的なちがいにも踏み込んでほしかった。2017/11/20

 

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ロマン主義をオートポイエーシス/システム論に接続させる力技!2023/07/19

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