叢書・ウニベルシタス<br> シンボル・技術・言語 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
シンボル・技術・言語 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140440
  • NDC分類 134.8
  • Cコード C1310

出版社内容情報

1927~33年までの,言語・芸術・神話・数学・科学理論・技術等々にわたる多彩な論文に加え,ナチス以前の学問的雰囲気を伝え…1927年『シンボル形式の哲学』を完成後、カッシーラーはその解説と一層の発展を期して多くの論文を書いた。本書は、そのうちシンボル・技術・言語・神話・心理学に関する5本の論文と、それをめぐる当時の議論を収め、20世紀哲学の口火を切った彼の哲学の再検討に資する。

エルンスト・カッシーラー[カッシーラー エルンスト]

篠木 芳夫[]

高野 敏行[]

目次

1 哲学の体系におけるシンボルの問題とその位置づけ(一九二七)(発言の記録;討論;結び)
2 形式と技術(一九三〇)
3 神話的空間、美的空間、理論的空間(一九三一)(発言)
4 言語と対象世界の構築(一九三二‐三三)(作業報告―言語心理学)
5 心理学と哲学(一九三二)(シンボル形式の哲学というカッシーラーの考え方―批判的覚書)

著者等紹介

カッシーラー,エルンスト[カッシーラー,エルンスト] [Cassirer,Ernst]
ドイツの哲学者。1874年ブレスラウ(現ポーランド)に生まれる。H.コーヘンに学び、マールブルク学派の一員として研究生活を始める。1929年ハンブルク大学総長に就任するが、33年ナチスの台頭とともに亡命を余儀なくされ、オックスフォード大学、ついでスウェーデンのイェーテボリ大学教授を経て、1941年アメリカのイェール大学に招聘されるなど活躍したが、1945年急逝した

篠木芳夫[シノギヨシオ]
1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士課程単位取得退学。北海道教育大学名誉教授

高野敏行[タカノトシユキ]
1949年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。哲学専攻。釧路公立大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

6
『シンボル形式の哲学』の解説として読まれ、5本の論考から成る本書は、神話的形象、言語的音声、科学的記号によるシンボル形式が、アリストテレス的模倣ではなく「構築」(Konstituren)によって可能となる点を強調する。今見えるものは構築されており、その仕方は時代によって異なるゆえに、個々の様式に関わる技術のあり方にも関わる。像形成(Bilden)を扱うシンボル形式は、それゆえ摸像と実体の因果関係でなく相互関係的なネットワークによって記述される。この点を本書は、カントのコペルニクス的転回を辿りつつ概説する。2019/05/06

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