叢書・ウニベルシタス<br> 時代おくれの人間〈上〉第二次産業革命時代における人間の魂 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
時代おくれの人間〈上〉第二次産業革命時代における人間の魂 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 421p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140327
  • NDC分類 104
  • Cコード C1310

出版社内容情報

技術の哲学を再考し、環境破壊、核の脅威、マスメディアの大衆支配など、旧来の哲学的人間学の根源をなす体系的思考を排して、危機的状況にさらされた人類を覆うニヒリズムの根源に迫り、〈いま〉を生きるための方法的エチカを探る。

献辞

第五版序文



序論

プロメテウス的羞恥

幻影と原型としての世界

時間なき存在

核兵器とアポカリプス不感症の根源

原注



(解説)ギュンター・アンダースの哲学(青木隆嘉)

ギュンター・アンダース[アンダース ギュンター]
1902年ブレスラウに生まれる(本名はギュンター・シュテルン)。フッサールのもとで哲学を学び、学位取得後パリやベルリンで哲学にかんする論文を書くとともにジャーナリストとして評論活動を行なう。ハンナ・アーレントと結婚し、離婚。1933年パリへ、次いで1936年にアメリカ合衆国へ亡命し、さまざまな仕事につく。とくに工場労働者としての経験は、執筆活動の重要な契機となる。1945年以降、核に反対する活動を積極的に展開し、国際的反核運動の指導者となる。邦訳された著書に、『時代おくれの人間』上下、『世界なき人間:文学・美術論集』、『異端の思想』、『塔からの眺め』(いずれも青木隆嘉訳、法政大学出版局)、『われらはみな、アイヒマンの息子』(岩淵達治訳、晶文社)などがある。アムステルダム亡命文学賞、イタリア・レジスタンス賞、批評家賞、バイエルン美術アカデミー文学賞、オーストリア文化賞、ウィーン出版文化賞、フランクフルト市アドルノ賞などを受賞。1992年12月死去。

青木 隆嘉[アオキ タカヨシ]

内容説明

“いま”を生きる方法的エチカ。旧来の哲学的人間学の根底をなす形而上学と体系的思考を排し、環境破壊、核の脅威、マスメディアの大衆支配など、人類を覆う危機とニヒリズムの根源を暴く。

目次

序論
プロメテウス的羞恥
幻影と原型としての世界―ラジオとテレビにかんする哲学的考察(提供される世界;幻影;情報;原型;一般的結論)
時間なき存在―ベケットの『ゴドーを待ちながら』について
核兵器とアポカリプス不感症の根源(最初の恐るべき確認;核兵器の特性;自分自身より小さな人間;道徳的想像力の形成と感情の可塑性;アポカリプス不感症の歴史的根源;絶滅とニヒリズム)

著者等紹介

アンダース,ギュンター[アンダース,ギュンター] [Anders,G¨unther]
1902年ブレスラウに生まれる(本名はギュンター・シュテルン)。フッサールのもとで哲学を学び、学位取得後パリやベルリンで哲学にかんする論文を書くとともにジャーナリストとして評論活動を行なう。ハンナ・アーレントと結婚し、離婚。1933年パリへ、次いで1936年にアメリカ合衆国へ亡命し、さまざまな仕事につく。とくに工場労働者としての経験は、執筆活動の重要な契機となる。1945年以降、核に反対する活動を積極的に展開し、国際的反核運動の指導者となる。1992年12月死去

青木隆嘉[アオキタカヨシ]
1932年福岡県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。訳書:アーレント『思索日記』1・2(レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞)ほか。2016年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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