叢書・ウニベルシタス<br> 水と夢―物質的想像力試論 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
水と夢―物質的想像力試論 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140303
  • NDC分類 901.1
  • Cコード C1310

目次

序 想像力と物質
第1章 明るい水、春の水と流れる水 ナルシシスムの客観的条件、恋する水
第2章 深い水‐眠る水‐死んだ水 エドガー・ポーの夢想における“重い水”
第3章 カロン・コンプレックス オフィーリア・コンプレックス
第4章 複合的な水
第5章 母性的水と女性的水
第6章 純粋と浄化、水の倫理
第7章 淡水の優位
第8章 荒れる水
むすび 水のことば

著者等紹介

バシュラール,ガストン[バシュラール,ガストン] [Bachelard,Gaston]
1884‐1962。フランスのバール=シュル=オーブに生まれる。故郷の高等中学を卒業後、電報局職員などをしながら独学。ソルボンヌ大学で数学の学士号をとり、1919年から母校の物理・化学の教師となる。22年、哲学教授資格試験に合格。27年、学位論文『近似的認識試論』により文学博士となり、ディジョン大学文学部教授をつとめる。40年、ソルボンヌ大学で科学史・科学哲学の教授となる。61年に文学国家大賞受賞

及川馥[オイカワカオル]
1932年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。フランス文学専攻。茨城大学名誉教授、前愛国学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いやしの本棚

15
人がオフィーリアに惹かれる理由は何なのか知りたくて積んでいた一冊。表層的な知識に汚されない物質的想像力がほんとうに働くとき、人間の内面で「水」が喚起するイマージュが有機的に繋がっていくという詩学(ざっくり)。この論考自体が一篇の美しい"詩"である。「魂にとっての死は水になること」(ヘラクレイトス断章)自分の中では死と水の印象がまず最初にあったけれど、読み終えた時には爽やかな水の声が聞こえるようだった。オフィーリアについて前半で、後半では”浄化する水”について語るなど、絶望から希望へと至る構成が素晴らしい。2020/08/10

呼戯人

9
ガストン・バシュラールによる物質的想像力の研究。それ自身が長大な詩のように美しい詩学。こんなに素晴らしい詩的イメージの研究は他にはない。2017/02/01

みかん

0
白鳥モチーフ……2017/04/07

396ay

0
★卒論用。オフィーリア系の文献の中でいちばん重要なものだとおもう。以下はメモ。2020/10/06

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