目次
存在論は根源的か
自我と全体性
レヴィ=ブリュールと現代哲学
神人?
ある新たな合理性―ガブリエル・マルセルについて
解釈学と彼方
哲学と目覚め
無用の苦しみ
哲学、正義、愛
非志向的意識
一者から他者へ 超越と時間
隔時性と再現前化
文化の観念の哲学的規定
唯一性について
「~の代わりに死ぬこと」
人間の権利と善なる意志
“他者に向けて思考すること”についての対話
われわれのうちなる無限の観念について
『全体性と無限』、ドイツ語訳への序文
他者、ユートピア、正義
著者等紹介
レヴィナス,エマニュエル[レヴィナス,エマニュエル] [Levinas,Emmanuel]
1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年フランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任。タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開。1983年カール・ヤスパース賞を受賞。現代フランス思想界を代表する哲学者の一人、1995年12月25日パリで死去
合田正人[ゴウダマサト]
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。同大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授
谷口博史[タニグチヒロシ]
1962年長崎県生まれ。一橋大学法学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、中央大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。