ディルタイ全集〈第1巻〉精神科学序説1

ディルタイ全集〈第1巻〉精神科学序説1

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  • サイズ A5判/ページ数 852,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588121012
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

内容説明

ヨーロッパ精神史をイスラム哲学をも見据えて辿り、心理学的・生理学的分析を踏まえ、精神科学を基礎づける。「歴史的理性批判」の生成過程を浮き彫りにする初期論稿を収録。

目次

1 精神科学序説第一巻(精神科学序説第一巻―社会研究と歴史研究の基礎づけの試み 一八八三年)
2 『精神科学序説』草稿群(初期の計画と草稿 一八六五年/六六年以降;一八七五年論文のための準備稿―人間、社会、国家に関する諸学の歴史研究 一八七一年以降;自然法の歴史に関する研究序説 一八七四年頃;人間、社会、国家に関する諸学の歴史研究 一八七五年;一八五七年論文の続編 一八七六年頃;補遺)

著者等紹介

牧野英二[マキノエイジ]
1948年生。法政大学文学部教授。哲学・倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てれまこし

5
古典教養主義が批判されてから約一世紀、今や人文・社会科学もまた同様の批判にさらされている。その反動として、怪しげな効能書きをもつ教養商品がちまたにあふれている。文系学問の弁護にはドイツ観念論・理想主義に負うところが多い。しかし、その哲学は民族主義や教養貴族主義といった保守・反動とも結びついている。ここでドイツ哲学の遺産を批判的により分けて継承する必要がでてくる。観念論的形而上学と機械論的自然科学双方に対する二面攻撃を行い、精神科学の独立を説く本書が、その手掛りとなるかなと思ったが、まだよく消化しきれない。2019/01/20

Kanou Hikaru

0
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