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内容説明
技術とは、記憶である。フッサール現象学の内的時間意識から、写真、映画というアナログ・メディアを経て、人工知能やバイオテクノロジーなど現代のテクノロジーと対決する。
目次
第1章 正書法の時代
第2章 方向喪失の発生
第3章 記憶の産業化
第4章 時間対象と過去把持の有限性
著者等紹介
スティグレール,ベルナール[スティグレール,ベルナール][Stiegler,Bernard]
1952年生まれ。国際哲学コレージュ(Coll`ege international de philosophie)のプログラム・ディレクター、コンピエーニュ工科大学教授を務めたのち、フランス国立図書館、国立視聴覚研究所(INA)副所長、音響・音楽研究所(IRCAM)所長を務めた。現在、ポンピドゥー・センターの文化開発部長およびリサーチ&イノベーション研究所(IRI)所長。文化資源のIT化国家プロジェクトの中核を担い、技術と人間との関係を根源的に問う、ポスト構造主義以後の代表的哲学者
石田英敬[イシダヒデタカ]
1953年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、パリ第10大学大学院博士課程修了(人文科学博士)。現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府・教授、2009年より同学環長・学府長。2000年から2005年まで国際哲学コレージュのプログラム・ディレクターを務める
西兼志[ニシケンジ]
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学、グルノーブル第3大学大学院博士課程修了(情報コミュニケーション学博士)、グルノーブル第2大学大学院博士課程修了(哲学博士)。現在、東京大学大学院情報学環助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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