叢書・ウニベルシタス<br> 感覚の分析 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
感覚の分析 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 355,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588099700
  • NDC分類 134.7
  • Cコード C1310

目次

反形而上学的序説
いくつかの先入見について
私とアヴェナリュウスその他の研究者たちとの関係
感覚の研究に対する主要な着眼点
物理学と生物学、因果性と目的論
眼の空間感覚
空間感覚の立入った研究
意志
空間に関する生物学的・目的論的考察
視感覚の相互間ならびに他の心理的諸要素との関聯
感覚、記憶、聯想
時間感覚
音響感覚
以上の諸研究が物理学の考えかたに及ぼす影響
本書で述べた見解がどのように受取られたか

著者等紹介

マッハ,エルンスト[マッハ,エルンスト] [Mach,Ernst]
1838‐1916。オーストリアの物理学者・哲学者・科学史家。グラーツ大学、プラハ大学の物理学教授(1864‐67)、ウィーン大学哲学教授(1895‐1902)。アインシュタインの相対性理論に対する直接的な先駆者としての業績をはじめ、心理学・生理学・科学史など多方面にわたって重要な業績をのこし、その哲学は論理実証主義・分析哲学に多大な影響をあたえている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

22
説明歌 感覚と認識 相対化してみる科学は現象記述するもの 哲学者が飜訳する物理学なので、用語がやや難しい。 特に、廣松渉は難しい漢字の用語が好きなので、敷居が高い。 物理学者が実験、測定する際に、自己の感覚について、客観性を持っていないと、測定結果の分析で袋小路にはまるかもしれない。 その意味で、本書を読むことをお薦めしたい。2019/10/14

富士さん

5
現象学系の社会学を奉じるものとして、現象学に興味はあるけどフッサールはちょっとということで、より遡って本書に至りました。絶対的な神の目を前提にする物理学を内部から食い破り、客観的事実は観察者に枠づけられ、主観と合力されることによって認知されることを示した革命的な本だと思います。しかし、マッハ先生が自説の先取権を強く主張されていない事をは興味深いことです。社会学関連だとジンメル的な雰囲気を感じる議論も目に付いたりして、ニーチェの物理学への関心を思うと、この時代の知的潮流を汲んだ説なのかもしれません。2021/05/13

Yoshi

0
マッハは、観察事実を重視し、反原子論の立場でボルツマンを批判し、物理学者はマッハのこと嫌いな人が多いのかなと思う。 フッサールの現象学に影響を与えてはいますが、フッサールは志向性をより重視しています。 想像性って科学にとってとても大事だと思う。徹底して感覚に頼るというのは行き過ぎだと思う。2023/02/03

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