目次
第1章 過去/現在(心理学における過去/現在の対立;言語学が照らしだす過去/現在 ほか)
第2章 古代/近代(西洋的で曖昧な対概念;この対概念における主役は近代である ほか)
第3章 記憶(民族的記憶;口承から文字への記憶の発展―先史時代から古代へ ほか)
第4章 歴史(歴史のパラドクスと曖昧さ;歴史心性―人間と過去 ほか)
著者等紹介
ゴフ,ジャック・ル[ゴフ,ジャックル][Goff,Jacques Le]
現代フランスの歴史学者。1924年南フランスのトゥーロンに生まれる。パリの高等師範学校、パリ大学、プラハのカール大学に学ぶ。アミアンのリセ教授、オックスフォード大学留学、パリの国立科学研究所員などを経て、1960年高等研究学院講師・教授、1972年同院第六部門科長に就任、1975年からF.ブローデルの後をうけアナール派の牙城とされる社会科学高等研究学院学長を務めた。アナール派第三世代のリーダー的存在
立川孝一[タチカワコウイチ]
1948年生まれ。プロヴァンス大学文学部博士課程修了、現在、筑波大学歴史・人類学系教授。専攻、フランス史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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