目次
1 歴史的展望―経験論と合理論、独断論と懐疑論
2 超越論的哲学の理念と課題―『純粋理性批判』の第一版および第二版の序文と序論
3 『純粋理性批判』の構成―その体系的連関
4 感性―直観の形式としての空間と時間(超越論的感性論)
5 悟性―カテゴリーと原則(超越論的分析論)
6 理性―超越論的仮象と超越論的弁証論の課題
7 人間理性の自然的弁証論の意義とその成果
8 超越論的方法論
9 『純粋理性批判』の統一、ならびに他の批判的主著と『純粋理性批判』との連関
10 困難、問題、疑問
著者等紹介
バウムガルトナー,ハンス・ミヒャエル[バウムガルトナー,ハンスミヒャエル][Baumgartner,Hans Michael]
1933年生まれ。フランクフルト・アム・マイン、ゲッチンゲン、ミュンヘンの諸大学で、哲学・心理学・神学・数学などを学ぶ。ミュンヘン大学で、1962年に博士の学位取得(プロモチオーン)後、1971年に教授資格を獲得(ハビリタチオーン)、1975年ギーセン大学教授。1975年以降ボン大学哲学科教授。また、1978年以降ゲレス協会の哲学部門主任、1986年以降ゲレス協会の学際的研究所所長や国際シェリング協会会長を歴任。1999年死去
有福孝岳[アリフクコウガク]
1939年生まれ。京都大学文学部哲学科哲学専攻卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得により退学。文学博士。京都大学名誉教授。東亜大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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