出版社内容情報
オデュッセウスの叙事詩から,ガリバーやロビンソンの物語,メルヴィルやマルローの小説まで,冒険者たちの世界とその変貌をたどって,冒険の本質と可能性を探る。
内容説明
オデュッセウスやアキレウスの叙事詩から、ガリバーやロビンソン・クルーソーの物語、メルヴィウルやマルロー、またニーチェ、サルトルらの小説と思想に至る、冒険者の世界とその変貌を辿り、冒険の本質と可能性を探る。
目次
オデュッセウスの神話
英雄と冒険者たち
悲劇的に客人
女性からの逃走
物語りの冒険
内面的な僧
ロビンソン・クルーソー―非冒険的なヒーロー
ジャコモ・カザノヴァ―軽佻浮薄な冒険者
大いなる脱出
冒険の新しい神話―エドガー・アラン・ポー
ニーチェ―冒険の哲学