出版社内容情報
トイレの型式から精神生活まで,近世西欧経済の担い手であった農民の暮しを具体的かつ生き生きと再現する。我国との比較をもまじえつつ展開する坂井民俗学近世篇。
内容説明
大学町チュービンゲン市と、それをとりまくいくつかの農村をモデル・ケースに、近世西欧経済の担い手であった農民の姿を、実地見聞と具体的な史資料をもとに生き生きと再現する。農業の歴史から衣・食・住、家族、教会の役割、共同体意識まで、トイレの型式から精神生活におよぶ暮しの総体を描く。わが国との比較をもまじえつつ展開する坂井民俗学近世篇。
目次
1 肥のにおい
2 農業の歴史
3 衣・食・住
4 家族
5 教会の役割
6 共同体意識