出版社内容情報
常識と数学,遺言と数学,遊芸と数学,美術と数学,戦争と数学など,人間社会のさまざまな場面における数学の役割を通して,教科書にはない数学のたのしさを語る。
内容説明
“数学嫌い”ということが社会問題となっている。しかし、数学嫌いが多いのは、今にはじまったことではない。本書は、学校の数学教科書だけの範囲で「数学が好きだ・嫌いだ」といっている人びとに、数学のもつ魅力、考え方、すばらしさを、人間社会との関係において知って欲しいという立場からまとめたものである。
目次
A 生活の中の数学(常識と数学;生活と数学;遺言と数学)
B 遊びと芸術の数学(遊芸と数学;美術と数学;学問と数学)
C 生産・破壊の数学(農業と数学;工業と数学;戦争と数学)