出版社内容情報
古代ギリシアのヒュパチアから今世紀ドイツのエミー・ネターにいたる8人の女性数学者たちの列伝。その生きた時代,人と生活,創造的知性の営為を感動的に描く。
内容説明
数学の発展・展開に大いなる遺産をのこした8人の華麗な女性たち。その業績と影響、時代と社会をたどり、女性として、数学者として、ヒューマニストとして生きた創造的知性の営為のドラマを描き出す。
目次
歴史
ヒュパチア(ハイペイシア)
暗黒時代からルネサンスへアグネシの「魔女」
エミリ・ド・ブルテーユ・デュ・シャトレ侯夫人
キャロライン・ハーシェル
ソフィー・ジェルマン
メアリ・フェアファクス・サマーヴィル
ソーニャ・コルヴィン‐クリュコフスキイ・コワレフスカヤ
エミー(アマリエ)・ネター
数学の黄金時代
女性の数学敬遠症
著者等紹介
オーセン,リン・M.[Osen,Lynn M.]
カリフォルニア大学卒業。心理学、数学を専攻、同大学講師を勤める。“女性研究”の講座を担当。北欧、ソ連、極東などを旅行し婦人問題に関する調査・研究を行なった。日本にも来訪、一時居住したこともある
牛島道子[ウシジマミチコ]
1933年日本女子大学英文科卒業
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