りぶらりあ選書
精神分析の方法〈2〉セブン・サーヴァンツ

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588022005
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3311

出版社内容情報

心的世界の成立基盤とその病理を臨床および独自の理論構成によって解明し,精神分析とメタ心理学研究に明確な指針と展望を提示する。

内容説明

フロイト以後の精神分析の理論的総括を試みたビオンの代表的著作群(全2冊)。心的世界の成立基盤とその病理を臨床と独自の理論構成によって解明し、今日の精神分析とメタ心理学研究に明確な指針とパースペクティブを示す。

目次

第3部 変形(変形理論の導入;転移理論の拡張硬直運動変形と投影変形;OaとOp;変形理論とグリッド・カテゴリー ほか)
第4部 注意と解釈(モデルとしての医学;感覚的現実と心的現実;記憶と欲望の曇り;理論―特殊例または一般的布置 ほか)

著者等紹介

ビオン,ウィルフレッド・ルプレヒト[ビオン,ウィルフレッドルプレヒト][Bion,Wilfred Ruprecht]
イギリスの精神分析学者。メラニー・クラインと共にフロイト以後の現代精神分析学の祖とされる。フロイトのメタ心理学を刷新して情動的経験の基盤を探求し、心的世界がいかに成立するか、それがいかに障害を受けるかを解明した。その試みは集団力動の理解から現代のパーソナリティ障害研究まで幅広い影響を及ぼしている。1897年インドに生まれ、1979年イギリスに死す。早期から精神分析に関心を抱き、第二次大戦中にリックマンと集団精神療法を始めるなど、革新的な業績をのこした。その後はクラインの影響の下に精神病者の個人精神分析に打ち込み、多くの成果を発表した

福本修[フクモトオサム]
1958年生まれ。東京大学医学部医学科卒業。静岡大学保健管理センター、タヴィストック・クリニック(ロンドン)勤務を経て、現在、恵泉女学園大学教授、長谷川病院勤務

平井正三[ヒライショウゾウ]
1963年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。精神分析専攻。現在、京都光華女子大学助教授
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