叢書・ウニベルシタス<br> カオス・領土・芸術―ドゥルーズと大地のフレーミング

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叢書・ウニベルシタス
カオス・領土・芸術―ドゥルーズと大地のフレーミング

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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588011139
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

出版社内容情報

生命進化の歴史のなかで、物質的かつ概念的な構造としての〈芸術〉はいつ、どのようにして始まったのか。建築し、描き、歌い踊ることは、この大地の上に何を表現し、創造してきたのか。オーストラリア先住民絵画に触発された女性哲学者が、ドゥルーズ=ガタリの非人間主義的哲学やイリガライの性的差異の思考、ダーウィンの性淘汰理論と共振しつつ、動物的なものとしての芸術の起源を探究する。

内容説明

生命進化の歴史のなかで、物質的かつ概念的な構造としての“芸術”はいつ、どのようにして始まったのか。建築し、描き、歌い踊ることは、この大地の上に何を表現し、創造してきたのか。オーストラリア先住民絵画に触発された女性哲学者が、ドゥルーズ=ガタリの非人間主義的哲学やイリガライの性的差異の思考、ダーウィンの性淘汰理論と共振しつつ、動物的なものとしての芸術の起源を探究する。

目次

第1章 カオス―コスモス・領土・建築
第2章 振動―動物・性・音楽
第3章 感覚―大地・民衆・芸術

著者等紹介

グロス,エリザベス[グロス,エリザベス] [Grosz,Elizabeth]
1952年生。哲学者。デューク大学教授。オーストラリア生まれで、シドニー大学で学位を取得。モナシュ大学、ラトガース大学などを経て、2012年より現職。フランス現代思想の研究と紹介を行いつつ、身体や進化などの観点からフェミニズム理論やジェンダー論の領域で独自の仕事を展開している

檜垣立哉[ヒガキタツヤ]
1964年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。大阪大学人間科学研究科教授。哲学・現代思想

小倉拓也[オグラタクヤ]
1985年生。秋田大学教育文化学部准教授。哲学・思想史

佐古仁志[サコサトシ]
1978年生。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。立教大学兼任講師ほか。生態記号論

瀧本裕美子[タキモトユミコ]
1989年生。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gorgeanalogue

4
十分に理解しているとは言えないが、ダイナミックな書きぶりが「アフェクション」に満ちていて、面白かった。D+Gのある意味での入門書にもなっていると思う。音楽を主題にした2章が一番面白かった。「音楽は、特定のあるいは所与の感情的内容を有さない…」(グロス)。ダーウインの音楽論というのがあるんだな。2021/04/19

yu-onore

2
カオスとしての大地を強度的な個別に感覚可能なものへと領土化しながら(これは哲学や科学と通じる)、そのカオスの領域と鑑賞者を接させるようなものとしての非人間的な芸術観は共感する部分が大きいけどどう使えそうかはまだ掴みかねる(あんまり著者の批評的なあり方を僕もとれる感じがしない)。進化論・ジェンダー論的な部分はもう少し精読し直して検討したい。2021/06/05

メノラ

0
第1、2章のみ2022/01/10

砂糖 翠

0
ドゥルーズ &ガタリの『千のプラトー』、『哲学とは何か』を中心に論じられている。そこにダーウィンの進化論を接合させているという話が気になったので読んだ。いくつか気になる点として、進化論によって生み出される身体と芸術との緊張関係、第三章後半のアボリジニの議論から提出されるドリーミングについて。フェミニズムでどのように関連づけられているかより知りたいので、時間があれば他のも読む。2020/07/17

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