叢書・ウニベルシタス<br> 新しい思考

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叢書・ウニベルシタス
新しい思考

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  • サイズ B6判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588011047
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1310

出版社内容情報

ローゼンツヴァイクが主著『救済の星』刊行後に執筆した主要なテキストを中心に収録するアンソロジー。主著において伝統的なモノローグの思考を斥け、対話の思考を構想した彼は、ユダヤ人教育機関である自由ユダヤ学舎を創設、旧約聖書のドイツ語新訳に着手するなど、その〈新しい思考〉の実践を続けた。難病に冒されながらもユダヤ思想を根源的に問い直しつづけた哲学者の晩年の到達点を示す。

内容説明

主著『救済の星』刊行後に執筆された重要なテキストを中心に収録する。日本オリジナル編集のアンソロジー。難病に冒されながらも救育活動と翻訳に情熱を注ぎ、“新しい思考”の実践を続けたローゼンツヴァイク晩年の到達点を示す。

目次

第1部 『救済の星』について(新しい思考―『救済の星』についてのいくつかの補足的な覚書;『救済の星』の「原細胞」)
第2部 自由ユダヤ学舎と教育について(ユダヤ的思考への手引き;信仰と知識 ほか)
第3部 翻訳について(新ヘブライ語?―スピノザ『エチカ』の翻訳にさいして;文字と言葉―新たな聖書翻訳のために ほか)
第4部 人について(ヘルマン・コーヘンの遺作;護教論的な思考―ブロートとベックについての所見 ほか)

著者等紹介

ローゼンツヴァイク,フランツ[ローゼンツヴァイク,フランツ] [Rosenzweig,Franz]
1886年、ドイツに生まれる。ゲッティンゲン大学、ミュンヘン大学にて医学を、フライブルク大学にて歴史学・哲学を学び、フリードリヒ・マイネッケの指導のもと、ヘーゲルに関する博士論文を提出する(1921年、『ヘーゲルと国家』として刊行)。第一次世界大戦末期の1918年、バルカン戦線の塹壕のなかで霊感を受け、主著『救済の星』を執筆(1921年刊行)。1920年、ユダヤ人のための成人教育機関「自由ユダヤ学舎」を開校。1921年、筋萎縮側索硬化症を発症。マルティン・ブーバーとともに旧約聖書の新しいドイツ語訳に着手するが、1929年逝去

村岡晋一[ムラオカシンイチ]
1952年、熊本県生まれ。中央大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、中央大学理工学部教授。ドイツ・ユダヤ思想、ドイツ観念論専攻

田中直美[タナカナオミ]
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科博士後期課程修了。現在、武蔵丘短期大学講師。教育哲学、教育思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。