叢書ウニベルシタス<br> ハイデガー=レーヴィット往復書簡 1919‐1973

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叢書ウニベルシタス
ハイデガー=レーヴィット往復書簡 1919‐1973

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010941
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1310

出版社内容情報

1919年の出会い以降、ドイツの哲学者と若きユダヤ系思想史家は、第一次大戦後の時代思潮や困難な研究生活をめぐって赤裸々な書簡を交わし続けた。ナチス政権期の政治的断絶を明確に刻印しながらも、73年のレーヴィットの死まで続いた120通を超える往復書簡群は、時代の証言であると同時に、世界大戦期を生きた師弟の運命的な抗争、そして不可能な友愛を示す稀有のドキュメントである。

内容説明

1919年の出会い以降、ドイツの哲学者と若きユダヤ系思想史家は、第一次大戦後の時代思潮や困難な研究生活をめぐって赤裸々な書簡を交わし続けた。ナチス政権期の政治的断絶を明確に刻印しながらも、73年のレーヴィットの死まで続いた120通を超える往復書簡群は、時代の証言であると同時に、世界大戦期を生きた師弟の運命的な抗争、そして不可能な友愛を示す稀有のドキュメントである。

目次

往復書簡 1919‐1973
補遺(エリーザベト・フェルスター=ニーチェのカール・レーヴィット宛て書簡(一九二七年)
レーヴィットの教授資格論文についてのハイデガーの所見(一九二八年)
カール・レーヴィットのイタリア日記から(一九三六年)
アーダ・レーヴィット=クレマーのエルフリーデ・ハイデガー=ペトリ宛て書簡(一九七六年)
トートナウベルクのハイデガー家の山小屋帖へのレーヴィットの書き込み(一九二四年)
レーヴィットが出席したハイデガーの講義・演習一覧)
付録

著者等紹介

ハイデガー,マルティン[ハイデガー,マルティン] [Heidegger,Martin]
1889年、ドイツ南西部、メスキルヒ生まれ。20世紀最大の哲学者の一人と呼ばれる。フライブルク大学で当初神学を専攻し、のち哲学専攻に転じ、リッカート、フッサールに学ぶ。1919年、フライブルク大学私講師となり、「事実性の解釈学」を講じる。マールブルク大学員外教授、教授を経て、1928年フライブルク大学教授。多くの優秀な弟子を育てる。1927年、普遍的存在論の書『存在と時間』を出版、爆発的反響を呼ぶ。1933年から翌年まで、ヒトラー政権のもとでフライブルク大学長。1976年、フライブルクで死去、メスキルヒに埋葬

レーヴィット,カール[レーヴィット,カール] [L¨owith,Karl]
1897年、ミュンヘン生まれ。第一次世界大戦に従軍し、大けがを負いイタリア軍の捕虜となる。戦後1917年からミュンヘン大学で生物学と哲学を専攻。1919年フライブルク大学に移り、シュペーマン、フッサール、ハイデガーに学ぶ。ハイデガーの最初期の弟子の一人で、1928年ハイデガーのもとで教授資格を得る。その後、マールブルク大学で私講師。1934年ナチドイツを逃れてローマに滞在するが、1936年ナチの影響を避け、ハイデガーの推薦で仙台の東北帝国大学で教えることとなる。1941年三国同盟の日本からアメリカに亡命。1952年から1964年までハイデルベルク大学教授。1973年死去。その哲学的生涯は、常にハイデガーとの関係を抜きには語ることはできず、ハイデガー批判者であり、また、歴史に定位する思惟を批判し続けた

後藤嘉也[ゴトウヨシヤ]
1953年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、北海道教育大学名誉教授

小松恵一[コマツケイイチ]
1954年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、仙台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
キリスト教神学から哲学の解放を目論むハイデガーは、第一次大戦で無と化した西洋に実存から出発する契機を見出す。一方レーヴィットは、哲学研究の契機を師の共同存在(他者を世界から了解すること)の批判によって得る。ハイデガーの「世界」には自然が含まれるのか?その実存はヘーゲル的歴史を払拭したか?1920年代すでにこのような関係にあった師弟の書簡のやり取りは、ハイデガーのナチス入党による深い亀裂を抱えつつ1973年のレーヴィットの死まで続く(今回はエラノス会議で精神と自然と歴史を問い直したレーヴィット側から読了)。2021/10/22

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