叢書・ウニベルシタス<br> 目に見えるものの署名―ジェイムソン映画論

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叢書・ウニベルシタス
目に見えるものの署名―ジェイムソン映画論

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  • サイズ B6判/ページ数 369,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010279
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C1310

内容説明

あらゆる映画はポルノグラフィである―「見る」という行為を通して世界が所有される今日、映画は世界を容赦なく裸体にする。そこで繰り広げられる権力と欲望をめぐる闘争は、われわれをどこに導いていくのか?ポストモダンを代表する論客が放つ「映像の存在論」をなす渾身の論考群!

目次

第1章 大衆文化における物象化とユートピア
第2章 現代の大衆文化にみられる階級とアレゴリー―政治映画としての『狼たちの午後』
第3章 『ディーバ』とフランス社会主義
第4章 「破壊的要素に没入せよ」―ハンス=ユルゲン・ジーバーベルクと文化革命
第5章 『シャイニング』の語りと歴史主義
第6章 アレゴリーで読むヒッチコック
第7章 映画の魔術的リアリズム
第8章 イタリアの実存

著者等紹介

ジェイムソン,フレドリック[ジェイムソン,フレドリック] [Jameson,Fredric]
1934年生まれ。アメリカのイェール大学で博士号取得後、ハーバード大学、イェール大学、カリフォルニア大学をへて、現在デューク大学のウィリアム・A.レインJr.記念講座教授で批評理論研究所所長。1970年以降のマルクス主義文芸批評を牽引してきたアメリカを代表する批評家で、早くからヨーロッパの思想や文学理論の重要性を説き、モダニズム論、ポストモダニズム論を展開してきた。分析の対象は文学作品に留まらず、文化、映画、モダン・アート、建築、空間など、幅広い視野をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラウリスタ~

7
フレデリック・ジェイムソン、1992年。まあ映画論だ。どうも映画論を読み込めるほど映画を見ていないので分からないところが多く読み飛ばしてしまった。キューブリックの章はもちろん面白い、シャイニングの肝は「スティーヴン・キング原作だし、なんか男の子が幽霊に取り憑かれているし、すわっどんな奇譚が始まるのか!?」と思わせてのアル中親爺の暴走という拍子抜けにあるとか、パロディーではなくパスティーシュだとか。小説の『ジョーズ』で顕著だった階級対立が、映画ではなくなり世代間の友情になるとかいったあたりも面白い。2015/09/09

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