叢書・ウニベルシタス<br> 見えないこと―相互主体性理論の諸段階について

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叢書・ウニベルシタス
見えないこと―相互主体性理論の諸段階について

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  • サイズ B6判/ページ数 251,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010255
  • NDC分類 104
  • Cコード C1310

内容説明

その人が「見えない」とはいったいどういうことなのか―社会的には見えないことになっている人、しかし、確かに実在するその人を、われわれが「見て見ぬふりをする」のはなぜか。主体を公的に認められた人とするには、その人を認知するだけでは不十分である。認識から承認へ。相互主体性と対象関係におけるアイデンティティの問題へ。“承認論”の第一人者による、いま、もっともアクチュアルな問題提起

目次

第1章 見えないこと―「承認」の道徳的エピステモロジー
第2章 相互主体性の超越論的必然性―フィヒテの自然法論文における第二定理について
第3章 第三者の破壊的な力について―ガダマーと、ハイデガーの相互主体性理論
第4章 認識と承認―サルトルの相互主体性の理論について
第5章 解釈学とヘーゲリアニズムのあいだ―ジョン・マクダウェルと道徳的実在論の挑戦
第6章 対象関係論とポストモダン・アイデンティティ―精神分析は時代遅れだという思い違いについて

著者等紹介

ホネット,アクセル[ホネット,アクセル] [Honneth,Axel]
1949年ドイツのエッセンで生まれる。1983年にベルリン自由大学で哲学の博士号を取得。現在はゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン哲学部・社会哲学講座正教授、フランクフルト社会研究所所長、コロンビア大学人文学部哲学科教授を務める。フランクフルト学派第三世代の代表的存在

宮本真也[ミヤモトシンヤ]
1968年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部准教授。社会哲学、社会理論

日暮雅夫[ヒグラシマサオ]
1958年生まれ。立命館大学産業社会学部教授。社会哲学

水上英徳[ミズカミヒデノリ]
1967年生まれ。松山大学人文学部教授。社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

3
前半だけ目を通す。ラルフ・エリスンの『見えない人間』に関わる第一章はまだ読みやすいものの、フィヒテ、ガダマー、ハイデガー、サルトル、ヘーゲルと話が展開していくので挫折。2015/07/17

ぷほは

1
初期ヘーゲルの議論との格闘を通して自らの議論を練り上げたホネットが他の哲学的議論に目を向け始めている本書。ラルフ・エリスン『見えない人間』という古典的小説を取り上げながら、あまり現在におけるそのアクチュアリテイを取り出せていない印象を持った。興味深いのは3章のガダマー論「第三者の破壊的な力について」の議論で、最初のハーバーマスのガダマー評「都会化されたハイデガー」という言葉は少なくとも印象的ではあった。反対に6章における自己の多元性に関する議論にはあまり特筆すべき論点は提示されていないように思われる。2016/05/08

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