叢書・ウニベルシタス<br> 象徴形式の形而上学―エルンスト・カッシーラー遺稿集〈第1巻〉

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叢書・ウニベルシタス
象徴形式の形而上学―エルンスト・カッシーラー遺稿集〈第1巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 462,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588009419
  • NDC分類 134.8
  • Cコード C3310

内容説明

主著『象徴形式の哲学』(『シンボル形式の哲学』=岩波文庫)第三巻の書かれなかった「“批判的”な最終章」と第四巻の内容を指し示す草稿群を収録。狭義の哲学のみならず、倫理学、美学、宗教・文化哲学、科学論、精神史、技術論などに多くの示唆をあたえる遺稿集。

目次

象徴形式の形而上学(「精神」と「生」;哲学的人間学の根本問題としての象徴の問題)
基礎現象について(第1章の構想―問題設定;基礎現象について)
象徴形式第4巻(序論;「精神」と「生」;最終‐章)
付録(象徴概念―象徴的なものの形而上学)

著者等紹介

カッシーラー,エルンスト[カッシーラー,エルンスト][Cassirer,Ernst]
ドイツの哲学者。1874年に生まれる。ベルリン大学で文学と哲学を学ぶ。マールブルク大学でコーヘンやパウル・ナトルプに学び、新カント派のマールブルク学派の中心的存在のひとりとなる。ベルリン大学の私講師(Privatdozent)を経て、1919年に新設されたハンブルク大学の教授を亡命する1933年まで勤めた。この間、主著『象徴形式の哲学』(1923‐1929年)によって、言語、神話、科科など人間の精神的活動を包括する独自の文化哲学の体系を打ち立てた

笠原賢介[カサハラケンスケ]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(倫理学専攻、比較文学・比較文化専攻)。現在、法政大学文学部哲学科教授

森淑仁[モリヨシヒト]
早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(ドイツ文学専攻)。現在、東北大学名誉教授、日本ゲーテ協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

5
全20巻の遺稿集第1巻にあたる本書は『シンボル形式の哲学』第3巻「認識の現象学」の最終章に予定されたベルクソン、ハイデガーら現代哲学批判を中心に収める。本書では、ハイデガー以後の哲学にカント的理性主義と批判されながら、カントの感性:受容性/悟性:能動性なるフレームに対し、受容性の中に既に能動性が潜むとして認識概念を刷新する一方、この刷新で20世紀物理学から関数概念を抽出しながら、現実を一つのものに留めるカントの世界設定を踏襲する著者が見える。関数概念自体は多世界間の関係に拡張する可能性を持つように思える。2019/05/07

R

0
新カント学派出身のカッシーラーは、「シンボル」をキーワードとして哲学史を読み解いていった。ブルーメンベルクにも影響を与えたと知って、やっぱりと思った。2023/01/21

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