叢書・ウニベルシタス
グリム兄弟 メルヘン論集

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  • サイズ B6判/ページ数 217,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008917
  • NDC分類 388
  • Cコード C3398

内容説明

ふたりはなぜメルヘンに眼を向け、どんな魅力を感じたのか…。兄弟の伝承文芸学者としての側面に光を当てる。

目次

1 初期論文(「古い伝説の一致について」(1807年)
「伝説と詩および歴史との関係についての考察」(1808年) ほか)
2 本質論(「昔話の本質」(1819年)
「伝説の本質」(1816年) ほか)
3 ケルトの妖精(「妖精案内」(1826年)
「アイルランド南部の妖精伝説と伝承」(1826年) ほか)
4 世界の昔話(「パンチャ・タントラ」(1826年)
「ペンタメローネ」(バジーレ)(1846年)/(1856年) ほか)

著者等紹介

グリム,ヤーコプ[グリム,ヤーコプ][Grimm,Jacob]
1785‐1863。ドイツのハーナウ(現ヘッセン州)に生まれる。マールブルク大学で法律を学んだあと、『隠者新聞』に寄稿、文筆活動を開始し、ゲッティンゲン大学教授を経て、ベルリン大学教授を務めた。弟ヴィルヘルムと共に多数の著作を発表

グリム,ヴィルヘルム[グリム,ヴィルヘルム][Grimm,Wilhelm]
1786‐1859。ハーナウに生まれ、マールブルク大学で法律を学んだあと、主に中世ドイツ文学を研究、ゲッティンゲン大学教授を経て、ベルリン大学で教鞭をとった

高木昌史[タカギマサフミ]
1944年生まれる。1975年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。独文学専攻。現在成城大学文芸学部教授

高木万里子[タカギマリコ]
1948年生まれる。1974年、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了、独文学専攻。現在横浜市立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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karasu

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グリム兄弟が口頭伝承のメルヘン話を研究して書いた論文集。妖精の記述において、日本の妖怪と同じような行動をするものがあり、興味深い。2010/11/11

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