内容説明
宗教の起源は偶像崇拝ではなく、フェティシズムだ。19世紀の進歩思想に影響を与えた原初的信仰論。
目次
第1部 黒人やその他野生民族に現存するフェティシズムとはどのようなものか
第2部 古代民族のフェティシズムを現代人のものと比較してみる
第3部 これまでフェティシズムの起源はどのように説明されてきたか
著者等紹介
ブロス,シャルル・ド[ブロス,シャルルド][Brosses,Charles de]
1709年、ブルゴーニュの首府ディジョンに生まれる。コレージュでビュフォンと親交を結ぶ。1730年に高等法院評定官に任官。41年部長評定官(プレジダン)、75年院長。39年のイタリア旅行後、『イタリア便り』(1799)を執筆。ヴォルテールとの大喧嘩でアカデミー・フランセーズに2度落選。77年、パリで客死
杉本隆司[スギモトタカシ]
1972年生まれ。明治大学政経学部卒。現在、一橋大学社会学部特任講師。DEA(哲学、ナンシー第二大学)。博士(社会学、一橋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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