内容説明
「永遠の理念的な歴史」に立脚して、諸国民のたどる経過と反復のありさまが描かれる。詳細な訳者解説「大いなるバロックの森」を所収。
目次
第3巻 真のホメロスの発見(真のホメロスの探究;真のホメロスの発見;悟性的推理にもとづく劇詩人および抒情詩人の歴史)
第4巻 諸国民のたどる経過(三種類の自然本性;三種類の習俗;三種類の自然法;三種類の政体;三種類の言語 ほか)
第5巻 諸国民が再興するなかで生じる人間にかんすることがらの反復
著者等紹介
ヴィーコ,ジャンバッティスタ[ヴィーコ,ジャンバッティスタ][Vico,Giambattista]
1668年ナポリに生まれ、1744年同地で没したイタリアの哲学者
上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。現在、東京外国語大学名誉教授。専攻分野は学問論・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。