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内容説明
人間とは何か。人類の未来はどうなるのか。知の諸分野を横断し統合した独自の方法論から人間の「複雑性」の復権を試み、「人間の証明」に斬新な視角を提示する。全5巻に及ぶモランの壮大な人類=人間探求のエピローグ。
目次
第1部 人間的三位一体(コスモスへ根をおろすことから人間の出現へ;人類の人間性 ほか)
第2部 個人のアイデンティティー(主体の核心;多形態アイデンティティー ほか)
第3部 大きなアイデンティティー(社会的アイデンティティー(1)―往古の核心
社会的アイデンティティー(2)―リヴァイアサン ほか)
第4部 人間複合体(覚醒せる者と眠れる者;本源への回帰)
著者等紹介
モラン,エドガール[モラン,エドガール][Morin,Edgar]
1921年パリ生まれの人類=社会学者。パリ大学に学ぶ。大戦中は対ナチス・レジスタンス活動に参加、戦後は雑誌編集者、映画評論家として活躍。1951年からはパリの国立科学研究所(CNRS)に勤務、60年同研究部長、88年以降は同名誉研究員として多元的・総合的な現代の人間・社会・文化の調査と研究に特異な成果をあげている。またモランは再三にわたり来日し講演会やシンポジウムを行なっている。『ヨーロッパを考える』(87)によって、〈ヨーロッパ・エッセー賞〉を受賞
大津真作[オオツシンサク]
1945年大阪府生まれ。75年まで東京都立大学仏文学科博士課程に在籍。西欧社会思想史専攻。甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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