叢書・ウニベルシタス<br> シェイクスピアとカーニヴァル―バフチン以後

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叢書・ウニベルシタス
シェイクスピアとカーニヴァル―バフチン以後

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  • サイズ B6判/ページ数 320,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007774
  • NDC分類 932
  • Cコード C1398

出版社内容情報

バフチンの祝祭文化論を応用・展開させ,シェイクスピア劇を新たな観点から読み直す。バフチン思想の根源・方法論批判にも及び,文学研究の理論的方向性を明示。

内容説明

“カーニヴァル”を「ヨーロッパ民衆文化の生命」として位置づけたミハイル・バフチンの理論を応用・展開させ、シェイクスピア劇の世界を新たな観点から読み直す。バフチン思想の根源、バフチンの方法論批判にも及ぶ、研究の批評的・理論的方向性を明示する論集。

目次

第1章 序説
第2章 「短い報告にとどめること」―『ヘンリー六世・第二部』のジャック・ケイド
第3章 『ロミオとジュリエット』におけるカーニヴァルと死
第4章 『夏の夜の夢』とカーニヴァレスク
第5章 シェイクスピアの“カーニヴァルとレントの戦い”―フォールスタッフの場面再考(『ヘンリー四世』二部作)
第6章 ピューリタニズムとの対決―フォールスタッフ、マーティン・マープレリト、そして“グロテスク・ピューリタン”
第7章 フォールスタッフを排泄する―『ウィンザーの陽気な女房たち』
第8章 『ハムレット』におけるカーニヴァレスクと遊びの理論に向けて
第9章 シェイクスピアにおけるカーニヴァルと聖なるもの―『冬物語』と『尺には尺を』
第10章 「浮き袋につかまって泳ぐ」―『ヘンリー八世』における宗教改革の対話原理

著者等紹介

岩崎宗治[イワサキソウジ]
1929年生まれ。ケンブリッジ大学大学院(M.Litt.)、文学博士。名古屋大学名誉教授

加藤洋介[カトウヨウスケ]
1972年生まれ。ノッティンガム大学大学院(M.A.)、南山大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、西南学院大学文学部講師

小西章典[コニシアキノリ]
1972年生まれ。南山大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、大同工業大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Z

10
文学理論家はいるが、それを応用する人はあまり聞かない。バフチン理論を踏まえてのシェークスピアに関する論文集ということで読んだが、そこまで面白くはなかった。ただ冒頭、バフチンの思想の過程を要約した文章を読めたのは有益だった。バフチン読まないと2019/06/04

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