出版社内容情報
子供,死,家族など「今日という時間の中にある自分の理解」をテーマに独自の歴史学の領野を拓いたアリエスの,情熱的な思索の軌跡。研究史的・自伝的エッセイ。
内容説明
「今日という時間の中にある自分を理解すること」をテーマにして独自の歴史学を構築した情熱的な思索の軌跡。研究史的・自伝的エッセー。
目次
1 過去を振り返る(秘密;歴史の時間 ほか)
2 深い絆(フランス諸地方における社会的伝統;国王への哀惜)
3 現在を理解すること(自殺;「心身障害者」に対する態度 ほか)
4 私生活の系譜(17世紀から19世紀までの生を前にした態度;フランスにおける避妊の始まりについて ほか)