出版社内容情報
20世紀の精神風土を今なお支配する三者の生涯と業績を検討し,その〈革命〉の呪縛を断ち切って,ロマン主義の復権による〈人間〉回復をめざす。
内容説明
今世紀の精神風土を今なお支配する三者の生涯と業績を検討してその呪縛を断ち、ロマン主義の復権による「人間」の回復をめざす。
目次
1 生物学革命(1859年―種の起源;進化論の進化;スフィンクスに答えるダーウィン ほか)
2 社会学命(1859年―政治経済学批判;いわゆる“空想社会主義者”たち;理論体系の機構 ほか)
3 芸術革命(1859年―トリスタンとイゾルデ;ロマン派音楽;“指環”と本 ほか)
4 絶対の勝利
相対性の時代