叢書・ウニベルシタス<br> 食べられる言葉

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叢書・ウニベルシタス
食べられる言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006241
  • NDC分類 954
  • Cコード C1310

出版社内容情報

イソップやラ・フォンテーヌ,あるいはルイ14世の肖像画を記号論的な手法で読み解き,ロゴスとエロスと食物が境を接する場で,記号が変化するプロセスを描く。

内容説明

イソップやラ・フォンテーヌ、ペローの作品、あるいはルイ14世の肖像画を記号論的手法で自在に読み解き、ロゴスとエロスと食物が境を接する物語の場で、言葉が食物になり、食物が言葉になる記号の変化のプロセスを鮮やかに描き出す。身体=口承性としての言語活動の哲学的考察。

目次

1 食べられる言葉―または記号によって捉えられた聖体
2 食べる、話す、書く…(『ロバの皮』または口承性;動物‐寓話 ほか)
3 妖精たちの料理―またはペローの童話における料理の記号(理論的な食前酒;焼いたブーダン―または遂行動詞の逸脱(『愚かな願いごと』) ほか)
4 王の身体(王の栄光の身体とその肖像;悲壮な身体とその医師『ルイ十四世の健康日誌』について)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぎんしょう

1
聖体の秘蹟、「これは私の体である」という言表が、何故パンと体を同一にできるのかということについての考察から始まり、記号論的にイソップの話やぺローの童話に於ける食と言葉、エロスの関係を分析する。聖体の秘蹟についてが若干難解だが、その後は非常にワクワクと楽しく読める。2012/01/03

singoito2

0
ポスト構造主義という論考なんだろうけど・・・2020/12/14

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