出版社内容情報
作品の中で語り手は読者にどのような罠を仕掛けるのか。その罠の意味機能は何か。17世紀の寓話詩,回想録,旅のメモ,お伽話などを分析し展開する哲学的エッセイ。
内容説明
だれが罠をどのように仕掛け、その罠にだれがはまるのか。罠の意味機能は何か。寓話詩、回想録、旅のメモ、お伽話などを分析し展開する哲学的エッセイ。
目次
1 語りの力―ラ・フォンテーヌ
2 些細なことで殺人―レス枢機卿
3 国王の戦争―ラシーヌ(国王は戦争に行く…;国王は戦争から帰る)
4 権力の征服へ―ペロー