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出版社内容情報
近代のあらゆる言説を病の徴候とみなし,形而上学の偶像破壊を企てた,その〈鉄槌の哲学〉を,合理性の伝統に立って多角的に批判し,脱構築以後の思想界をも問う。
内容説明
問題としてのニーチェ。ニーチェとともに、ニーチェに反して考える―近代のあらゆる言説を病の徴候とみなし、形而上学の偶像破壊を企てた、その「鉄槌の哲学」を多角的に批判しつつ、脱構築以後の思想界をも鋭く問う。合理性の伝統を再生復権し、現代哲学のより新たな地平を模索する論争の書。
目次
位階と真理
野獣、詭弁家、唯美主義者
フランスにおけるニーチェの気運
「証明の必要があるものに大した価値はない」
ニーチェにおける生の形而上学
教育者ニーチェ
反動的レトリックの中のニーチェ