出版社内容情報
マルクスをはじめとする多様な理論をあまねく俯瞰しつつ,テクノロジーをめぐる二者択一論を排して,自己的成長の原理をそなえもつものとしての技術の未来を拓く。
内容説明
フランクフルト学派の流れを汲む「技術(テクノロジー)」批判。テクノロジーをめぐる二者択一論を排し、自己的成長の原理を備えたものとしてのその未来を拓く。
目次
第1章 序説―事象の立法府
第2章 ミニマム主義のマルクス
第3章 「移行」における相克
第4章 テクノロジーの偏向
第5章 脱工業社会の言説
第6章 発達のジレンマ
第7章 文明的変革の約束
第8章 テクノロジーの『批判理論(クリティカル・セオリー)』