叢書・ウニベルシタス<br> 現代芸術の出発―バタイユのマネ論をめぐって

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叢書・ウニベルシタス
現代芸術の出発―バタイユのマネ論をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588003950
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C1370

出版社内容情報

西欧絵画が基本とした宗教的・歴史的・人文主義的なテキストを否定するマネとスーラに真の芸術の出発を論証し,また現代の技術的映像(写真)の氾濫と繁栄を批判。

内容説明

マネに絵画芸術の根本的な転換点をみるバタイユの思考に基づき、従来の西欧絵画が基本とした宗教的・歴史的・人文主義的な「テキスト」を否定するマネとスーラから真の芸術が出発することを論証するとともに、現代の技術的な映像の氾濫とその繁栄の幻想を批判。

目次

現代芸術の出発
付録 スーラ―分光色素の純粋性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

1
いまいちよく立ち位置が分からない本。バタイユのマネ論をめぐってってことなら、そっちを読めばいいだけの話。でも1989年というかなり最近に書かれたこの妙な本をなぜかしら、日本で出版した、少しは注目すべき点があるのだろうか。ドガとマネとを対立軸として設定し、両者の違いをはっきりさせていく。マネ論としては、特に目新しいものはないと思うが、短いので読んでも別に困りはしない。2012/11/27

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