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出版社内容情報
大衆文化,哲学,言語論,絵画論,写真論等々,あらゆる場におけるポストモダンの情況を描き出し,本書そのものが内在的にポストモダンのテキストを形成する論考。
内容説明
ポストモダンの時代における権力とイデオロギーの内なる力学を開示する試み。現代文化の、いわば千年王国末期のパニックに立ち至ったセックス・美術・広告・イデオロギー等あらゆる情況を渉猟した言説の万華鏡であり、本書自体がポストモダンのテキストを成す。
目次
1 サンシャイン報告(ポストモダン・シーンに関する七つのテーゼ ポストモダニズムと美学)
2 記号犯罪(キリコのニーチェ―ポストモダニズムのブラックホール;歴史の劇場―アウグスティヌスの反転;脱身体化した眼、あるいはニヒリズムの時代のイデオロギーと権力;冷笑的な権力、あるいはアウグスティフスのマグリット アウグスティヌスのポードリヤール)
3 滑走する意味するもの(『カメラ・ネグリダ』、またはバルトのパニック・シーン;リベラリズム最後の日)
4 ポストモダニズムと社会体の死(ボードリヤールのマルクス;ヘルメスの飛翔;パーソンズのフーコー)
5 ウルトラモダニズム(〈ポスト〉ヌーヴォー弁護論)