出版社内容情報
1896年,高まる反ユダヤ主義・ユダヤ人迫害の危機感の中で執筆され,賛同・非難の大反響をまき起こした近代シオニズム宣言の書。ユダヤ問題の原点を成す古典。
内容説明
ヨーロッパにおけるユダヤ人同化を絶望視し新天地にユダヤ民族の新しい法治国家の建設を構想した近代シオニズム宣言の書。高まる反ユダヤ主義・ユダヤ人迫害のうねりと危機感のなかで1896年出版と同時に賛否大反響をまき起こした。シオニズム運動の精神的基盤を成すとともにユダヤ問題考察の原点を示す。
目次
総論(ユダヤ人問題;従来の解決の試み;反ユダヤ主義の諸原因;反ユダヤ主義の効果;プラン;パレスチナかアルゼンチンか;欲求、組織、流通)
ユダヤ会社
地域グループ
ユダヤ人協会とユダヤ人国家
ボヘミアにおけるユダヤ人狩り
「消え去った」時
フランスの状況
ガリチアの劫火
法律の敵
ジャーナリストの学校
操縦可能な飛行船
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- 和書
- 日本語の表記 角川小辞典