叢書・ウニベルシタス
オマージュの試み

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  • サイズ B6判/ページ数 149p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588002458
  • NDC分類 954

出版社内容情報

エリアーデ,カイヨワ,ベケット,ボルヘス等々,同時代人たちの肖像。その生身の風貌を友情と愛惜をこめて語りつつ〈窮極的なるものへの情熱〉への共感をつづる。

内容説明

ヴァレリー、マルセル、エリアーデ、カイヨワ、ベケット、ミショー、ボルヘス、等々、同時代の思想家・芸術家たちの肖像。出会いと交流、そして彼らの生身の風貌を深い友情と愛惜をこめて語りつつ〈窮極的なるものへの情熱〉と〈運命への愛〉への共感をつづる。

目次

ポール・ヴァレリー―完璧の災い
ガブリエル・マルセル―ある哲学者の肖像
ベケット―何度かに出会い
サン・ジョン・ペルス
ミルチア・エリアーデ
カイヨワ―鉱物の魅惑
ミショー―窮極的なるものへの情熱
パンジャマン・フォンダーヌ―ローラン街六番地
ボルヘス―フェルナンド・サヴァテルへの手紙
マリーア・ザンブラーノ―決定的現存
ヴァイニンガー―ジャック・ル・リデールへの手紙
フィッツジェラルド―一アメリカ人作家のパスカル的経験
グイード・チェロネッティ―肉体の地獄
この世の女ならず…
告白摘録
旧著再読

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

5
20世紀半ばの作家達(主に知り合いの)について賞賛を捧げるエッセイの集成。特にどうってことはないのだけれども、彼が良き読者であることは確かだろう。思春期にさしかかるころにはバルザックを読むことをやめた、とか、「二流の精神」の持ち主であるフィッツジェラルド(彼の思想を云々することは今やまれな)を、その狂気方面への挫折において(つまり中途半端にしか躓かなかった)語ったり、あるいは、ヴァレリーの文章でもっとも古びないものは、彼がもっとも忌み嫌った時事問題への言及だ、などという指摘は、単純な賞賛でないオマージュ。2015/01/12

ろびん

4
旧著再読がとても面白かったな。2020/07/03

blau_m

0
たぶん、読みやすい部類なのだろう。

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