内容説明
民事保全法は、従来民事訴訟法第6編に規定されていた仮差押え・仮処分の訴訟手続と民事執行法第3章に規定されていた仮差押え・仮処分の執行手続とを統合し、しかも大幅に改正。そこで、まず民事保全法による改正の目的とその内容を明らかにした上で、民事保全法の構成がどのようになっているかを説明し、法律の構成に従って、保全命令に関する手続と保全執行に関する手続のそれぞれについて概説。
目次
第1編 民事執行法(民事執行;強制執行;担保権の実行としての競売等)
第2編 民事保全法(総説;総則;保全命令に関する手続;保全執行に関する手続)
著者等紹介
飯倉一郎[イイクライチロウ]
1931年大分県に生まれる。1955年中央大学法学部卒業。2002年國學院大學法学部教授を経て、同大學名誉教授。2003年逝去
西川佳代[ニシカワカヨ]
1967年福岡県に生まれる。1995年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。國學院大學法学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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