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内容説明
本書では、建築計画学の視点と問題意識から、図書館建築について、さまざまな話題をとりあげ、今の図書館、これからの図書館のあるべき姿を考察した。話題はハード(器)とソフト(中身)の両面に及ぶが、あくまでも器から中身をみることに努めている。また、文部省の在外研究員としてのストックホルムの王立工科大学における10ケ月間と、前後数回の見学ツアーでの知見をもとに、世界的にみてもサービスの内容と建築がともに高い水準にある北欧の図書館と図書館建築の実際について、その全般的な水準やセルフサービス化、既存施設の図書館への転用例など、彼我の相違と新しい試みについて紹介している。
目次
図書館を創る
図書館の規模を決める
こんな図書館建築でありたい
長い時間を過ごすことができる図書館
人と本の出会いの場の演出
閉架書庫の収納効率と利用効果の両立
スウェーデンの図書館拝見
経費削減とセルフサービス化
古い建物を図書館に改装する
北欧で出会ったすてきな図書館〔ほか〕