内容説明
ロマンと江戸情緒と美味づくし…平岩弓枝「御宿かわせみ」の世界を写真２００枚と文章で再現。下町＆文学散歩に必携の一冊。
目次
グラビア 大川を下る／下町を歩く
序章 「御宿かわせみ」の魅力―着物を着ている現代小説
第１章 「御宿かわせみ」散策コース
第２章 「御宿かわせみ」お品書き
第３章 「御宿かわせみ」美味づくし
第４章 「御宿かわせみ」お宿帳
第５章 「御宿かわせみ」の魅力―捕物帳を超えた捕物帳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
67
時代小説歴史小説ファンの父の蔵書。平岩弓枝さんに限らず、時代小説は何百冊も。何十年に渡って書き続けられた『御宿かわせみ』。小説の舞台になった土地、川、橋、道、宿、料理、小物……。小説の面影を追いつつ、東京の主に下町散歩するにはいい本……だったなのか。本書の刊行から僅か十数年だけど、失われたもの、消えたものは多そう。まして、現下のコロナ禍だ、一気に奪われたものもありそうだ。2020/07/30
スノーマン
22
現代物しか読んでいなかった私の時代物の扉を開いた『御宿かわせみ』。移り変わりの激しい東京に、こんなにも当時の名残があるなんて、ぜひとも行ってみたい！スカイツリーより築地本願寺や大川(隅田川)橋巡り…楽しそう。着物を着ている現代小説『かわせみ』から読書の幅を広げてもらえて感謝。2014/02/07
訪問者
3
豊富な写真と図版で御宿かわせみの世界が浮かび上がる一冊。2020/03/07
めぐみこ
2
現代の東京で、「かわせみ」の舞台をたどったり、作中の花や食べ物や着物を紹介したり。ごはんが実に美味しそう。時代が変わってもさすがに寺社は残っててホッとする。でも永代寺は無くなってるのか…。2016/10/20
讃壽鐵朗
2
NHKで、新御宿かわせみが始まったので、暫くぶりで読んで見た2014/03/30
