内容説明
世界のファッション先端都市―東京・パリ・ニューヨーク。パリは「ファッションの都」として君臨しているが、そこに住む人は「シック」という変わらぬ美意識を持っている。ニューヨークでは、ビジネスの成功のために服が選ばれる。そして東京は?世界一のブランド輸入都市でありつつ、「カワイさ」「自由さ」に依拠した斬新なファッションが生まれている。移ろいやすく、気紛れな「ファッション」から、都市の文化・歴史・感性を捉える新しい試み。
目次
序章 都市とファッション
第1章 パリとファッションの幸福な関係(パリの愉しみ;パリ・コレクション ほか)
第2章 ニューヨーク、ファッションという名のマーケティング(ドレス・フォー・サクセス;マーケティングからファッションが生まれる ほか)
第3章 浮遊都市東京(表参道―ファッションの縮図;渋谷―若者の文化と風俗 ほか)
結び ファッションから見える都市の姿
著者等紹介
南谷えり子[ミナミタニエリコ]
1950年東京都生まれ。ファッションジャーナリスト、玉川大学芸術学部非常勤講師。学習院大学、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)卒業。伊藤忠ファッションシステム・ニューヨーク駐在員、『エル・ジャポン』編集長などを経て現職
井伊あかり[イイアカリ]
1975年富山県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程在籍。東京大学教養学部卒業。パリ第一大学美術史考古学部DEA課程修了。日本学術振興会特別研究員。服飾文化および表象文化論を研究
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