読むそばから忘れていっても―1983‐2004マンガ、ゲーム、ときどき小説

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582832556
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0090

内容説明

マンガの濁流に飲み込まれた男、至福読書二十年史!それになんと幻の小説が一編ついてきます。

目次

1983‐84(ペンギン村、則巻アラレ様;ぼくも、マンガも、夏バテ気味 ほか)
1985‐87(フツウの高校生のファースト・ラブ。吉田まゆみの『B・Dフィーリング』は、大人たちの恋愛のメタファーである。;コミックについて未だ書いていないことや気になっているイロイロなこと ほか)
1988‐89(『「坊っちゃん」の時代』;少女マンガベスト50 ほか)
2001‐04(マンガしか頭になかった!;しりあがり寿とおしゃべりしよう ほか)
無名の人たちがたどる冒険、愛、日常等に関する報告書

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年1月1日広島県尾道市生まれ。1982年『さようなら、ギャングたち』で作家デビュー。群像新人賞受賞。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞受賞。2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞受賞。競馬評論家としても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

64
読み始めてから気づく。私はほとんど少女マンガを読んでいないと……! というわけで、わかるかたにしかわからない世界での評論。くらもちふさこさんくらいしかわからない自分を呪う。少しマンガくらい読むべきか。しかし積み本がえらいことになっているんだよ……。2018/10/17

ビーフハート

1
う~ん、高橋氏としりあがり氏の対談はいろいろ発見があったりしてそれなりに面白かったけど、表題に1983~2004とあるのはちょっとどうだろう。 後書きでも書いてあるけど、収録されているのは80年代のいくつかのコラム類と90年代のものが少しだから、表題から期待できるような20年弱に及ぶ高橋氏のマンガやゲーム(ときどき小説)に対する考えや感想のたぐいの変遷がコラム類などの文章によって俯瞰できるような内容では無かった。 それでも「優雅で感傷的な日本野球」から外された部分の収録などは嬉しかったけど。2013/12/05

jojoemon

1
しりあがり寿さんの作品を無性に読みたくなった。そして最後に書かれていたドラクエ風のストーリーが滅茶苦茶な感じだが何だか気になってしまう。2011/06/11

午後

0
主に少女マンガに関するコラムを集めた本なんだけど、高橋源一郎の文章を読むと、コトバのチカラというものを信じてしまう。ついワクワクさせられてしまって、この本に出てくるマンガが読んでみたくて仕方なくなった。また、80年代に当時のマンガについて書いていて、今では過去の名作的に語られる作品の、リアルタイムな感想が読めるのは新鮮でたのしかった。しりあがり寿の紹介がめっちゃ充実してる。2017/07/29

0
~2004と書かれているが80年代がメイン。2014/06/01

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