内容説明
日本思想史学の誕生をしるした古典的名著。第2巻はいよいよ宣長理解の核心にある問題を明確化し、その学問と信仰の矛盾的結合の構造に錘鉛を下す。巻末に索引を付す。
目次
第2編 宣長学の研究(つづき)(宣長学の意義及び内在的関係;近世の古学;宣長学の成立 契沖、真淵と宣長;宣長学の根本思想 ほか)
附録(本居宣長研究の為の資料及び文献;本居宣長の神の定義;本居が源氏物語蛍の巻の一節の解釈;本居大平が図せる「恩頼」について ほか)
著者等紹介
前田勉[マエダツトム]
1956年生まれ。東北大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。愛知教育大学教授。専攻、日本思想史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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