内容説明
マルコ・ポーロに相並ぶイスラム世界の大旅行家による、北アフリカからインド・中国まで、三大陸におよぶ波瀾万丈の旅。本邦初の全訳。本書は出発からダマスカスまでを収録。(全6巻)。
目次
旅立ちからエジプトまで
シリア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
156
昔から読みたいと思っていた、マルコ・ポーロと並ぶ大旅行家のイブン・バットゥータによる紀行の記録完訳版全6巻を読み始めました。最初の巻には、タンジールの出発からチェニジアとエジプトをを通り、シリアのダマスカスに到着して、これからメディナに向けて出発しようとするところまでです。かなり通る町などの住民の生活を細かに記して民俗学的にも興味深いものがあります。また写真も現在のものなどを収めてくれています。注も多いのですが私は流れを中断させたくないので、通読してから重要な注だけを読んでいます。2016/10/16