内容説明
１８７８年（明治１１）シーボルトの次男ハインリッヒは北海道に調査旅行を敢行した。本書は当時のアイヌの人々の生活と、和人による開拓の様子を生き生きと伝える貴重な調査報告である。
目次
蝦夷島におけるアイヌの民族学的研究（交通事情；蝦夷地の住民；民族の歴史；形質―顔かたち・体つき；「洗練された人々」；起源の問題；服装と装飾 ほか）
補論 アイヌの毒矢（『人類学・民族学および原始学ベルリン協会編集』より）
北海道歴観卑見（大隈文書）
感想・レビュー
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金沢 衛
1
明治のシーボルトの息子ハインリッヒの見聞記。当時の北海道が解る。当時の日本人は源義経が中国の元朝を興したと普通に思っていた。
