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出版社内容情報
世界で初めて、スウェーデンのアール・ブリュット作家を網羅的に紹介した記念碑的一冊! 多数の作品に加え、論稿・対談も多数掲載。
渡邉 芳樹[ワタナベ ヨシキ]
著・文・その他
小林 瑞恵[コバヤシ ミズエ]
著・文・その他
目次
第1章 アール・ブリュットが問いかけるもの
第2章 スウェーデンのアール・ブリュット発掘
第3章 スウェーデンの作家と作品紹介(スウェーデン作家ゆかりの地;クルトゥーレン文化史博物館;メンタルヴォード美術館 ほか)
第4章 現地を訪れ語り合う(スウェーデンの風土、歴史、文化の中に息づくアール・ブリュット;作る人、観る人、守る人、人と人の間で開かれてゆく作品)
補章 胎動するアール・ブリュットと地域創造
著者等紹介
渡邉芳樹[ワタナベヨシキ]
1953年北海道生まれ。美術教師を務めていた西洋画家の息子として自宅アトリエ等における絵画環境の中で育つも、大学では法学を専攻。1975年厚生省(現厚生労働省)に就職し34年余りの勤務の中で多くの法律改正に参画。その間、大臣官房総務課広報室長、保険局保険課長、同国民健康保険課長、同総務課長などを経て、児童福祉・年金担当大臣官房審議官、年金局長、社会保険庁長官を歴任し2009年末退官。2010年から2013年、駐スウェーデン日本国特命全権大使を務める。1984年から3年間の在スウェーデン日本大使館の書記官時代を含めて外交官としてのスウェーデン勤務が6年余り。2013年にはスウェーデン国から北極星勲章コマンデール大十字章を授与されている。現在は、日本赤十字社常任理事、日本赤十字看護大学客員教授、社会福祉法人愛成会アール・ブリュット担当顧問など多くの役職を務める
小林瑞恵[コバヤシミズエ]
1979年長野県生まれ。社会福祉法人愛成会副理事長・アートディレクター。アール・ブリュット関連の展覧会を国内外にて数多く手がける。2004年に障害のある人たちが創作活動を行う場「アトリエpangaea」(東京都中野区)を立ち上げる。2012年‐2013年ヨーロッパ巡回展「Outsider Art from Japan」(オランダ、イギリス)、2014年日本スイス国交樹立150周年記念事業「ART BRUT JAPAN SCHWEIZ」展(スイス)、障害者の文化芸術国際交流事業2017ジャパン×ナントプロジェクト日本のアール・ブリュット「KOMOREBI」展(フランス)、パリ東京文化タンデム2018「ART BRUT JAPONAIS 2」展(フランス)、日本側キュレーター。2016年東京芸術文化評議会アール・ブリュット検討部会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。