さよならサンボ―『ちびくろサンボの物語』とヘレン・バナマン

さよならサンボ―『ちびくろサンボの物語』とヘレン・バナマン

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  • サイズ A5判/ページ数 386p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582333084
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0098

内容説明

ついに1度も原作の日本版が出版されることなく消えていった「ちびくろサンボ」。1899年の初版『ちびくろサンボの物語』の完全紹介と、この絵本史上空前のベストセラーがたどった数奇な運命。各国での論争と対応。そして誤伝に満ちていた原作者ヘレン・バナマンの詳細な伝記と彼女の「絵ごころ」を物語るインドからの絵手紙。「ちびくろサンボ」問題に関心を寄せるすべての人びとに。

目次

初版『ちびくろサンボの物語』
ようやくサンボが素顔を見せた
第1章 東京に死す
第2章 日本で愛されて
第3章 イギリスでは日陰もの扱い
第4章 アメリカでは非難の的に
第5章 スコットランドに生まれて
第6章 物語はインドで書かれた
第7章 パレルの田園詩
第8章 マルコワルでの厄災
第9章 ボンベイでの病い
第10章 マドラスでの昇進
第11章 エディンバラでの晩年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

豆太郎

2
暇を見つけて少しづつ読んでいたが漸く読了。表現の上での差別を考える点で興味深い内容なのは勿論、この時代の(イギリス人)女性作家の評伝としてみても非常に面白い内容だった。『ちびくろサンボ』はバナマン自身の挿絵でちゃんと読み直したい。2013/05/26

ta-san

0
大学1年次のレポート参考文献。2009/11/30

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