出版社内容情報
風のにおい、草がさらさら立てる音、虫や鳥たちの声さそわれ、森へさんぽにでかけよう。すべてのいのちたちといっしょに、どこまでも歩いていけるよ――人気絵本作家きくちちきが究極の木版画で描きだす、自然との共生。(発行:JULA出版局)
内容説明
おひさまはみんなをてらしてくれる。ブラチスラバ世界絵本原画展受賞作家きくちちきが、究極の木版画で描きだすたいせつな思い。
著者等紹介
きくちちき[キクチチキ]
菊地知己。1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『しろとくろ』(講談社/2020年産経児童出版文化賞フジテレビ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
185
タイトルと表紙に魅かれて読みました。ブラティスラヴァ世界絵本原画展受賞作家きくちちき、初読です。春から初夏を感じさせる木版画の美しい世界、堪能しました。 http://www.jula.co.jp/ohisama.pdf2021/05/14
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
木版画の絵と、色使いが迫力があって素敵でした。自然の息吹を感じる。2021/10/16
chiaki
45
きくちちきさんの世界観が好きで手に取りました。木版画かなぁ?きくちさんのアートを堪能できる。しっとりと冷たい土に、木々は揺れ、花は微笑み、生きものは踊る。爽やかに吹く風も感じるほどに、どこまでもどこまでも伸びやかで暖か。おひさまの黄色がとても眩しくて美しい。自然のぬくもりを感じる1冊です!2021/06/13
ヒラP@ehon.gohon
29
木版画の温もりと、大胆な構図の中で、生き物たちと少女が繋がっていきます。 見て、感じて、心が温かくなる絵本でしょうか。 多少苦手な虫たちがいて、逃げてしまうシーンも、後になると手をつないだ輪の中にいました。 受け入れることも大切ですね。2021/09/04
anne@灯れ松明の火
28
新着棚で。大判で、色鮮やかな木版画が味があって、素敵! 自然と人がひとつになった感じがした。「心が はねる。」「みんな つなぐ。」すべての生き物を照らす おひさまの力は偉大。2021/04/25