純血無頼派の生きた時代―織田作之助・太宰治を中心に

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575292718
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

第三高等学校(現京都大学教養部)で織田作之助と同級になって以降、共に青春を謳歌しながら純血無頼派作家の生き様を身近に見、戦後文壇を生きてきた88歳の作家の、懐かしくも貴重な私記。

目次

青春の文学放浪記
戦後文壇放浪記
「虚」の華やぎ―戦後・京都の織田作之助
互い違いの枕
精魂傾けた愛
山椒焼きとステーキ
一通の書簡から
坂口安吾瞥見
完結した人生
オダサクの韜晦―付、戦後が過ぎたその後に
無頼派における文学の青春―織田作之助を中心に
天国より―byオダノウィッチ・サクノスキー
ややこしくも懐かしき―太宰治、理由あって林芙美子を訪ねる事

著者等紹介

青山光二[アオヤマコウジ]
1913年神戸市生まれ。1939年東京大学文学部卒業。教職等を経て、本格的な作家活動に入る。叙情と主知の渾然たるセンシブルで静謐な文体が特徴。日本文芸家協会理事。日本文芸著作権保護同盟会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

理心

0
織田作之助が生き生きと蘇る。 『小説はまだまだだけどーーー織田のあの、死神を背負ってけんめいに走っているような姿勢だけは、永久に真似手がないね。』と言った太宰治が好きだぁ〜2021/09/04

熊尾はなつ

0
楽しかった〜〜〜!オダサク…。 戦後、色んな雑誌がすごい数出来たり消えて行ったりしてて…活発だ。太宰治、律儀……律儀だ……。織田作之助、家族に「サク」って呼ばれてるの、かわいい(お通夜のシーンですが…)。あああ…。坂口安吾の人柄おもしろすぎた。ありがとう青山さん。2020/09/26

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